結局、
僕は大分立ち直ったと思う。
一歩二歩と歩き出しているし、
生きていけないとまでのことは無くなった。
ちゃんと目を外に向けてもいる。
でも、なんでだろう。
視界の外側にきみの姿を探しているんだ。
そして似たような背格好の女子が視界の外縁にひっかかると、ロックオンしてしまう。
その度に、
僕は、
あの時の僕に、
戻ってしまう。
つくづく、喪ったものの大きさに、途方に暮れてしまうよ。
僕はこれ以上人を深く想うことが出来るのだろうか。
こんな反語文をここに残すということを、たぶん絶望と呼ぶんだろう。
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